戦後『中央公論』と「風流夢譚」事件 : 「論壇」・編集者の思想史

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1960年11月号に発表された小説「風流夢譚」と、嶋中事件……???

私は知識が浅いものですから、それって何?と、本書に辿り着きました。

1960年といえば昭和35年安保闘争と同年。そんな昔、それも皇太子ご成婚ミッチーブームの時に、不敬なものを書かれたものですが天皇制反対者として、一石投じる思いがあったのでしょう……

当時、その小説は「言論テロ」であったそうです。短編の地味なものでしたが、翌年、小説内の天皇家一家処刑の場面に憤激した右翼少年が中央公論社社長宅で起こした殺傷事件(嶋中事件)、その後自主規制した「思想の科学」天皇制特集号破棄事件の連鎖が以後の
天皇制批判のタブー化に強い影響を及ぼしたそうです。

タイトル通り編集者がまとめた「論壇」と総合雑誌思想史です。

天皇制を考える人にとっては
参考になる本です。

数カ所サイドラインが引いてあります。

「戦後『中央公論』と「風流夢譚」事件 : 「論壇」・編集者の思想史」
根津 朝彦
定価: ¥ 5800

#根津朝彦 #根津_朝彦 #本 #歴史/日本史

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カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > 文学・小説
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9750円戦後『中央公論』と「風流夢譚」事件 : 「論壇」・編集者の思想史本・雑誌・漫画本






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